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踏切通過の手順とポイント

踏切通過のポイント
踏切通過時のポイントは以下の通りです。
- 踏切手前で速度を落とす 踏切に進入する前に、速度を落として停止できるようにします。
安全のためには、常に十分な余裕を持って走行することが必要です。 - 踏切手前(停止線)で一時停止をします。
- 踏切に進入する前に窓を開け、踏切の警報機や信号機が作動していないかを確認します。
次に左右の安全を確保し、前方の状況を確認してから踏切に進入します。
※前方に自車が入るスペースがない時は絶対に進入してはいけますん。 - 踏切内に進入したら、MT車はエンストしないように変速チェンジはせず速度を維持し前進します。
AT車は『D』レンジのままで前進します。 - 踏切を通過する際は、脱輪しないように踏切の端に寄りすぎないようにします。

踏切通過の手順
踏切通過時の具体的な手順
- 踏切の停止線に合わせ停止します。
- 踏切の左右の安全確認をします。
- 窓を開け電車が来ていないか音でも確認します。
- 踏切の先に、自分の車が入れる余地があるかを確認します。
- 踏切を通過します。
通過時は変速チェンジをせずに通過します。
踏切内は脱輪をしないように、やや中央寄りを一気に通過します。
踏切通過時に注意すべきポイント
踏切通過時に注意すべきポイントは以下の通りです。
- MT車の場合は、エンストを防ぐためにローギヤ(1速)のまま通過してください。
変速チェンジをすると、クラッチ操作のミスやタイミングのズレでエンストしてしまう可能性があります。 - AT車の場合は、エンストの心配はないため、『D』のまま通過してください。
一時停止と、目および耳による安全確認
踏切では死亡事故や重傷事故が起こりがちです。
踏切を安全に通過するためには、直前で確実に一時停止をし、窓を開けて自分の目と耳で左右の安全を確認することが重要です。
これらを徹底することで、重大事故の発生率が低下します。
踏切に信号機がある場合
踏切に信号機がついている場合があります。
信号機は、踏切の手前や踏切内に設置されています。
踏切によっては、音声案内がある場合もあります。
信号機のある踏切では、信号に従って通過することができます。
青信号に従って通過する場合は、踏切手前で一時停止せずに通過することができます。
ただし、交差点の青信号と同様に必ず安全確認を行う必要があります。
警報機、しゃ断機による進入禁止
以下の場合は侵入禁止です。
絶対に踏切に入ってはいけません。
警報機が鳴っている場合
警報機が鳴っていたら、速やかに踏切手前で止まって待ちます。
しゃ断機が降りている場合
しゃ断機が降りていることを確認したら、そのまま進まずに踏切手前で止まって待ちます。
しゃ断機が降り始めている場合
しゃ断機が降り始めたら、直ちに踏切手前で止まって待ちます。
万一、踏切通過途中でしゃ断機が降りてしまったら、踏切内でとどまらず、ゆっくり車両を前進させしゃ断機棒を車両で押し上げながら踏切外に出ることが必要です。
踏切の向こう側が混雑している場合
踏切内で車の動きが取れなくなることがあるため、踏切手前で待つようにしましょう。
まとめ
運転免許試験では、踏切通過時は停止線に合わせて一時停止し、左右の確認をしてから通過することが求められます。
また、踏切内では変速チェンジを行わず、脱輪しないようにやや中央寄りを通過するように心がけましょう。
さらに、信号機がある踏切の場合は信号に従って通過することができますが、必ず安全確認を行ってから通過するようにしましょう。
警報機が鳴っている、しゃ断機が降りている、しゃ断機が降り始めている、踏切の向こう側が混雑している場合には、踏切に入らないようにしましょう。

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