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安全確認は基本中の基本!
右左折時には十分な安全確認が必要です。
ここでは、右左折時の安全確認について、具体的な手順をご紹介します。
右左折時の安全確認と具体的な手順
右左折時には十分な安全確認が必要です。
ここでは、右左折時の安全確認について、具体的な手順をご紹介します。
右左折時の安全確認と手順
【右折時の安全確認の手順】
- 右側を確認 車両の右側には歩行者や自転車がいる場合があるので、右方向への視線を確認します。
- 右後方を確認 右後方に車両や自転車が接近していないか、注意深く確認します。
- 左前方を確認 右折する場合は、左から交差点に進入してくる自動車や歩行者、自転車などを確認します。
- 右折レーンに移動 右折レーンに移動する前に、右後方と左前方をもう一度確認します。
- 右折前に再度確認 右折する前に、右側・右後方・左前方の確認を再度行います。この時、特に歩行者や自転車に注意して確認しましょう。
【左折時の安全確認の手順】
- 左側を確認 左方向への視線を確認し、歩行者や自転車がいないことを確認します。
- 左後方を確認 左後方に車両や自転車が接近していないか、注意深く確認します。
- 右前方を確認 左折する場合は、右から交差点に進入してくる自動車や歩行者、自転車などを確認します。
- 左折レーンに移動 左折レーンに移動する前に、左後方と右前方をもう一度確認します。
- 左折前に再度確認 左折する前に、左側・左後方・右前方の確認を再度行います。この時、特に歩行者や自転車に注意して確認しましょう。
以上の手順を踏んで、確実な安全確認を行いましょう。
安全確認のポイント
ルームミラーは、後方から車両が接近していないかどうかを確認するための重要なツールの一つです。
右左折するときには、ルームミラーとともにサイドミラーも確認することで、後方から接近してくる車両や歩行者、自転車などの存在を確認することができます。
また、サイドミラーを利用することで、車両の後方に障害物があるかどうかを確認することもできます。
右左折時の3点確認(安全確認項目)
- ルームミラー目視
- サイドミラー目視
- 死角部分を目視
①ルームミラー目視
ルームミラー目視は、3点確認の最初の安全確認項目です。
車を運転する際、右左折時にはルームミラーの目視が大切です。
しかし、単に目線を合わせるだけでは試験官に伝わりにくいため、顔の向きもルームミラーに向けるようにしましょう。
これにより、試験官があなたがしっかりと確認していることを確認しやすくなります。
前方の安全確認も忘れずに行いましょう。
②サイドミラー目視
サイドミラー目視は、3点確認の2番目の安全確認項目です。
サイドミラー目視の際には、目線だけでなく、しっかりとサイドミラーに顔を向けることが大切です。
これは、試験官に安全確認が伝わりやすくなります。
しかし、サイドミラー目視の際には前方の状況が気になり、左のサイドミラー目視の際に顔を向けることが不安に感じる人が多いようです。
そのため、サイドミラー目視の際の不安を解消するためには、以下の2つのポイントを押さえて練習することが重要です。
- 左右のサイドミラーの位置をしっかり把握しておく。
- サイドミラーの映り方(距離感、奥行き等)を見極める練習をする。
このように、事前にサイドミラーの位置や映り方をしっかりと覚え、練習を重ねることで、試験中に不安を感じさせることなく、スムーズにサイドミラー目視を行うことができます。
③死角部分を目視
死角部分の目視は、3点確認の最後の安全確認項目です。
死角部分の目視は、車両の後方に存在するため、肩を回転させたり、身体を捻ったりする必要があります。
しかし、その際にハンドルがふらつくと、車両の進行方向をコントロールすることが難しくなります。
そこで、以下のようなポイントに注意してください。
- 肩の力を抜き、柔らかく回転させる。
- ハンドルをしっかり握り、手首を固定する。
- 目線はできるだけ前方に向けたまま、頭を回転させる。
- 振り向くときには、左右どちらにも同じだけ回転する。
- 振り向きながら、無意識にハンドルを動かさないように意識する。
また、試験の際には、死角部分の確認だけでなく、目視中にハンドルがふらつくこともチェックされます。
なので、練習の際には、死角部分の目視をしながら、ハンドルのふらつきにも気を配ることが重要です。
しっかりと練習して、安全かつスムーズな運転を心掛けましょう。
安全確認は、テンポよくスムーズに
ルームミラー、サイドミラー、死角部分の確認時に、『3点をしっかり見てます!』というアピールを心がけましょう。
安全確認が不十分だと、減点の原因になるので注意しましょう。
試験官にアピールするためにも、確認動作にメリハリをつけて、自信を持って3点確認を行うことが重要です。
なぜ安全確認が厳しく採点されるのか
運転免許試験での『安全確認』は、事故を未然に防ぐために必要な行動の一つです。
試験官は、運転者が安全確認をしっかりと行っているかどうかを確認するため、常に観察しています。
安全確認が不十分であったり、手抜きをすると、交差点などで他の車両や歩行者に接触する危険性があります。
そのため、試験官は安全確認に対して厳しく採点し、十分に確認ができていない場合には、減点されることがあります。
具体的には、ルームミラー目視、サイドミラー目視、死角部分の目視が試験で求められます。
これらの確認動作をきちんと行うことで、自分自身や周囲の人々を守ることができます。
また、試験官は試験中に安全確認だけでなく、運転者が常に安全運転を心掛けているかどうかも確認します。
安全運転に必要な技能や知識だけでなく、運転者の心構えも試験で重要視される点の一つです。
つまり、運転免許試験での安全確認は、交通事故を未然に防ぐために必要な行動であり、試験官は運転者が安全確認や安全運転をしっかりと行っているかどうかを見極めるために採点しているということです。
まとめ
具体的に試験での3点確認のアピールポイントをまとめてみましょう。
・ルームミラー目視
- ルームミラーをしっかり確認し、視線を合わせる
- 目線がルームミラーに向いたら、少し停止してアピールする
- 頭の動きを大きくしすぎず、自然に行う
・サイドミラー目視
- サイドミラーをしっかり確認し、視線を合わせる
- サイドミラーに向けるため、首を少し傾ける
- 目線がサイドミラーに向いたら、少し停止してアピールする
- サイドミラーの映り方(距離感や奥行きなど)を確認し、安全確認を行う
・死角部分の目視
- 死角部分を確認するため、身体を少し傾ける
- 死角部分をしっかり確認し、視線を合わせる
- 死角部分に向けた視線を合わせたら、少し停止してアピールする
- 視線を合わせると同時に、車両を少し揺らすことで、目視を強調する
このように、試験での3点確認は、アピール性の高い動作が求められます。 ただし、大きすぎる動作は不自然に見えるため、自然な動きを心がけましょう。 十分に練習して、確実にポイントを取りましょう!
皆さまの安全意識の向上、また社会の安全運転推進において微力ながらも貢献できればと考えております。