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特定教習とは
特定教習とは
特定教習とは、運転免許を取得するために必要な教習の一つで、自動車の運転に必要な技能や知識を学ぶための教習のことです。
具体的には、普通自動車免許において、自動車の基礎運転技能や交通安全に関する知識を身に付けるために必要な「基礎教習」、一般的な公道での運転技能を身に付けるための「実地教習」、高速道路の運転技能を身に付けるための「高速道路走行教習」、夜間運転や雨天、積雪時などの運転技能を身に付けるための「応用教習」などがあります。
特定教習は、各コースごとに必要な時間数や受講料金が決まっており、運転免許取得に必要な教習を受けるためには、特定教習の受講が必要となります。
特定教習は、高速道路の運転に必要な知識や技能を学ぶことができる教習です。
2時間の授業で、シミュレーターや実車を使用して高速自動車道などを走行することがあります。
また、危険予測という2時間の授業では、シミュレーターまたは実車で危険を予測した運転を練習し、受講者同士でディスカッションを行います。
さらに、応急救護という3時間の授業では、負傷者への手当の仕方を学びます。人体模型を使って気道確保や人工呼吸、心臓マッサージの方法を練習することもできます。ただし、医師、看護師、救急救命士などの応急救護処置に関する資格がある場合は、この教習は免除されます。
受講時期
特定教習は、運転免許を取得する際に必要な講習であり、免許取得前に受講する必要があります。取得時講習も同様です。ただし、それぞれの講習は、免許の種類や条件によって必要な講習時間や受講期限が異なるため、各自の状況に応じて受講する時期を決める必要があります。運転免許センターや自動車教習所にお問い合わせください・
受講場所
受講場所は公安委員会から指定された特定届出教習所で行います。
受講するには、まず仮免許技能試験に合格する必要があります。講習内容はどの教習所でも同じですが、料金設定は各校によって異なります。
特定届出教習所には、仮免許合格後からの入校を受け付けているところもありますので、事前に確認が必要です。
特定講習を受けると免許取得が早くなる。
特定教習を受講して、特定教習の終了証を取得した後、本免許学科試験を受ける際には、終了証を提出する必要があります。
本免許学科試験に合格した後、本免許技能試験を受験すると、取得時講習は免除され、すぐに運転免許の交付が行われます。
つまり、特定教習を受講して合格することで、免許取得までの時間を短縮できるということです。ただし、特定教習を受講する前には、仮免許取得と仮免許技能試験の合格が必要です。
まとめ
免許証を最終試験当日に受け取りたい場合は「特定教習」を受講し、終了証を提出します。
後日でも良い場合は「取得時講習」を受講し、終了証を試験場で提出すると免許証が交付されます。
最終の本免許技能試験の合格当日に免許証をもらいたい場合は、以下の手順を踏みます。
- 特定教習を受講する。特定教習は仮免許技能試験合格後から受講可能で、公安委員会から指定された特定届出教習所で行われます。受講終了時には終了証明書が発行されます。
- 本免学科試験を受ける前に、特定教習の終了証明書を受付に提出する。
- 本免技能試験に合格する。
- 合格証明書を持参して、最寄りの運転免許試験場に申請に行く。すると、その場で免許証をもらえます。
一方、本免許技能試験合格後に後日免許証をもらう場合は、以下の手順を踏みます。
- 指定自動車教習所に予約を取って取得時講習を受講する。
- 取得時講習終了後に発行される終了証明書を持参して、最寄りの運転免許試験場に申請に行く。すると、その場で免許証をもらえます。
免許取得には、たくさんの努力と時間が必要ですが、一歩一歩進んでいくことで必ず目標を達成できます。自分自身に自信を持って、充実した免許取得生活を送りましょう。
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