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進路変更・・・右左折に伴う進路変更について
技能試験の際、
右左折と、
右左折に伴う進路変更は、
意外と多く設定されています。
_
その為、
右左折や進路変更の都度
減点されてしまうと合格は困難になります。
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しっかり やり方を確認をして、
反復練習をしておくことが必要と言えます。
_
右左折や転回を行う場合には、
必ず進路変更が必要となります!
_
また、
進路変更を行う前の安全確認は、
確実に行わなければなりません。
しかし、
確認はムダにやりすぎても減点されてしまいます。
必要なタイミングに、
必要となる確認を行うことが肝心です!
進路変更の手順!
- 寄せる方向にウィンカー合図
- 安全確認
- 緩やかに寄せる
- 寄せを維持
- 安全確認
- 右折・左折・転回へ
上図は、左折の場合の進路変更の流れを説明しています。
まず、右折・左折・転回を行う場合は、
その行為に応じた進路変更が必要になります。
では次に、進路変更の手順を解説していきます。
寄せる方向に合図
- 進路変更をする
3秒前を目安に合図(ウィンカー)を出す。
_
左折なら左ウィンカー。
右折・転回なら右ウィンカー
安全確認
- 実際に進路変更を開始するまでの3秒間で、
安全確認を終了させます。
_
安全確認は3点確認。
①ルームミラー目視
②サイドミラー目視
③死角部分の目視
※3点確認の詳細は参考記事をご確認ください。
緩やかに寄せる
- 安全確認が済んだら、
緩やかに進路変更を開始します。
_ - 進路変更を完了させるのは、
_
右折・左折なら、
交差点の手前30mを目安に完了させる。
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転回なら、
転回場所の手前30mを目安に完了させる。
_
進路変更をする際は、
緩やかにがポイントです!勢いよく進路変更をすると、
二輪車等が進入してきた場合には
接触する場合があり危険です。
※安全確認と寄せ方は、
試験の採点時に確実にチェックされますので十分な練習を!_
寄せを維持
- 寄せが完了したら、
そのまま寄せを維持します。
_
右左折・転回を始めるまで、
寄せが開かないように維持します。
_
寄せが開くと、
二輪車等の予期せぬ侵入を招く恐れがあります。
これは、
巻き込み事故の発生原因になります。
十分に注意をしましょう。※寄せの維持は、
試験の採点時に確実にチェックされますので十分な練習をしておきましょう!
安全確認
- ここでの安全確認は、
・左折する先
・右折する先
・転回する先 に、
歩行者や自転車、
他の交通に対して危険がないかを見ます。
_
危険がある場合には、
安全が確認できるまで次の行為には移れません。
右折・左折・転回へ
- 安全の確認が出来たら、
・左折
・右折
・転回
を行います。
_ - 右左折・転回は徐行です。
速度超過にならないように注意しましょう。
進路変更の周辺知識
- 進路変更の妨害禁止
- 進路変更の禁止
- 横断・転回などの禁止
- 標識などによる横断及び転回の禁止
- 割り込み・横切りなどの禁止
- 追い越しを禁止する場所
- 追い越される時の注意
進路変更の妨害禁止
右左折などの合図をした車両の進路変更の妨害禁止
- 前の車が、
右左折するため
標識や表示により指定された
車両通行帯を通行するためなどの場合で
進路変更をする合図を出した場合は、
その車の進路変更を妨げてはいけません。
_
しかし、
急ブレーキや
急ハンドルで
避けなければならない場合は、
十分に注意をした上で、
そのまま進行できます。
_ - 前の車が、
道路外に出るため、
道路の左端や
中央(一方通行では道路の右端)に
寄ろうとして合図を出した場合も同じです。
_
これらは、
交差点における
車両の右左折を容易にすることに役立ちます。
_
また、
道路及び交差点における
交通の円滑を図るために設けられた規定です。
_ - 前の車両が、
進路変更の合図を出した場合は、
後続車は減速するか、
徐行するなどして、
前車の進路変更の妨害をしないように
しなければなりません。
進路変更の禁止
- 車は、
みだり(正当な理由がない)に
進路変更してはいけません。
_ - 進路変更をすると、
後続車が
急ブレーキや
急ハンドルで
避けなければならないような場合には、
進路変更してはいけません。
_ - やむを得ず
進路変更をするときは、
バックミラーや
自分の目で確かめて(目視確認)、
安全を確かめてから
行なって下さい。
横断・転回などの禁止
- 他の交通を
妨害するおそれのあるときの横断などの禁止
_
車は、
歩行者の通行や、
他の車などの
正常な進行を妨げるおそれのあるときは、
横断や
転回や
後退をしたり、
右左折
をしたりしてはいけません。
_ - 道路に面した場所に出入りする時も同じです
標識などによる横断及び転回の禁止
- 標識や表示によって
横断や転回が禁止されているところでは、
横断や転回をしてはいけません。
割り込み・横切りなどの禁止
- 前の車が、
交差点や
踏切などで
停止や徐行をしているときは、
その前に割り込んだり、
その前を横切ったりしてはいけません。
_ - その他の場合であっても、
他の車の前方に
急に割り込んだり、
並んで走っている車に
幅寄せをしたりしてはいけません。
追い越しを禁止する場所
- 追い越し禁止場所では、
車は
自動車や
原動機付自転車を追い越すために、
進路変更したり、
その横を通りすぎたりしてはいけません。
_
- 追い越し禁止場所でも
軽車両であれば追い越すことができます。
具体的に追い越しを禁止する場所
- 標識により
追い越しが禁止されている場所。
_ - 道路の曲がり角付近。
_ - 上り坂の頂上付近。
_ - こう配の急な下り坂。
※傾斜の度合いが10%以上の下り坂。
_ - 車両通行帯のないトンネル。
_ - 交差点とその手前から30m以内の場所。
※優先道路を通行している場合を除きます。
_ - 踏切とその手前30m以内の場所。
_ - 横断歩道や自転車横断帯と、
その手前30m以内の場所。
追い越されるときの注意
- 車は、
他の車に追い越されるときは、
追い越しが終わるまで
速度をあげてはいけません。
_ - 追い越しに十分な余地がない場合は、
できるだけ左に寄り、
進路をゆずらなければなりません。
(関連記事:『右折が苦手!』多くの人が感じるその訳は!?)
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