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発進手順・・・乗車から発進までの手順
受験時の最初の採点ポイントになります。乗車の手順から発信までの手順を理解しましょう。
以下に具体的にまとめてありますのでしっかり覚えましょう。
乗車から発進までの手順
運転技能試験において、乗車から発進までの手順は最初の採点ポイントとなります。
以下に具体的な手順をまとめます。
- 乗車前の確認
- 乗車後のドア閉め
- 挨拶と発進準備
- 発進の準備が出来たら
- 発進
乗車前の確認
- 運転席に乗る前には、検定車両の後ろを回り、そのまま一周することが推奨されます。この際に注意する点は以下の通りです。
- 障害物や人がいないかを確認する。
- タイヤに異常がないかを確認する。
- 車の下も確認し、異常がないかをチェックする。
ただし、この作業にあまり時間をかけずに、素早く行うことがポイントです。このように、事前点検を怠らずに、確実に車両を点検してから運転することで、安全かつスムーズな運転を行うことができます。
- 運転席に乗る前には、運転席ドアの前に立ち、後方を確認してから迅速に乗車することが望ましいです。具体的な手順は以下の通りです。
-
- 運転席ドアの前に立ち、後方を確認する。
- 車両に乗り込む前に、ドアの開閉やシートベルトの確認を行う。
- 運転席に座り、ハンドルやペダル、シフトレバーの位置を確認する。
- ドアを閉め、シートベルトを着用する。
このように、安全確認をしっかりと行い、適切な姿勢で運転席に座ってから運転を開始することが重要です。
乗車後のドア閉め
乗車後にドアを閉める場合は、以下の手順に従って行います。
- 一気にドアを閉めるのではなく、閉める直前に手を止めて物などの挟み込みがないかを確認します。
- 問題がなければ、適度な力でドアを閉め、半ドアにならないように注意します。
- ドアロックを確認して、施錠します。
ドアを閉める際には、速度や力加減にも注意が必要です。手を挟んでしまったり、ドアを強く閉めすぎたりしないように、慎重かつ適切にドアを閉めるようにしましょう。
挨拶と発進準備
運転席に座った後、以下の手順に従って発進準備を行います。
- 一声挨拶をし、挨拶を返されたら発進準備を始めます。
- 座席位置を調整して、シートベルトを着用します。
- ミラー類の調整を行い、後方や側方の確認ができるようにします。
- エンジン始動MT車の場合
運転席に座った後、以下の手順に従ってエンジン始動準備を行います。- サイドブレーキが引かれているかを確認します。
- ブレーキとクラッチを踏み、シフトレバーがニュートラルになっているかを確認します。
- 上記の確認が問題なければ、エンジンを始動します。
注意点としては、エンジン始動の際にアクセルペダルを踏み込まないように気をつけること、またエンジン音や警告灯などに異常がないかを確認することが挙げられます。
AT車の場合
運転席に座った後、以下の手順に従ってエンジン始動準備を行います。
- サイドブレーキが引かれているかを確認します。
- チェンジレバーが「P」にあるかを確認します。
- 上記の確認が問題なければ、エンジンを始動します。
注意点としては、エンジン始動の際にアクセルペダルを踏み込まないように気をつけること、またエンジン音や警告灯などに異常がないかを確認することが挙げられます。
発進準備が出来たら
準備が整ったら、試験官に「発進の準備ができました!」と伝えます。
この伝える行為は単純なことですが、絶対に忘れずに行うようにしてください。
試験官に伝えることで、発進の意思表示を行い、安全確認を促すことができます。
発進
- 試験官から発進の許可が出たら。
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MT車の場合①ロー(1速)ギヤにセットします。
②サイドブレーキを戻します。
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AT車の場合
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①チェンジレバーを「D」に入れる。
②サイドブレーキを戻す。
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_ - 方向指示器を右に出し発進の合図を出します。
_ - 後方の安全を確認してから発進します。
まとめ
乗車から発信の手順は、試験の最初の採点ポイントになります。
試験開始前には緊張することが自然ですが、落ち着いて冷静に試験に臨むことが大切です。
以下に、試験開始前に意識するポイントをいくつか挙げてみます。
- 睡眠や食事、トイレなど基本的な体調管理をしっかり行う
- 試験当日の服装や持ち物は、前日に準備しておく
- 試験開始前に深呼吸やリラックス法を行って緊張をほぐす
- 試験官や試験内容に対して不安や疑問がある場合は、前もって質問しておく
- 試験開始前に「自分にできる」というポジティブな気持ちを持ち、自信をもって臨む
これらのポイントに意識を向けることで、試験開始前のメンタル面を整えることができます。
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