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教習所のタイプの違いについて
教習所の選び方
- 運転免許センター(運転免許試験場)で
自力で普通免許を一発受験する場合にはあまり必要がない情報です。
_ - 一応、教習所についても確認しておきたい
という方には役立つ教習所のタイプをご紹介しておきます。
_ - 同じように見える自動車教習所でも、
以下に挙げる教習所タイプの違いにより、
運転免許取得までの流れに色々な差が出てきます。
_ - 自分の都合に合った教習所を探すときに必要な情報になります。
自動車教習所は大きく分けると次の3つ(特徴)に分類されます。
- 指定自動車教習所
_
- 特定届出教習所もしくは届出教習所
_
- 未指定の教習所もしくは練習所
これらは、全て運転免許取得を目的とし運営されています。
しかし、
①~③は教習過程に色々な違いがあることと、
受験方式に違いがあります。
以下に、違いや特徴についてまとめておりますのでご覧ください。
もし、これから教習所を選ぶ場合には、
あなたにとって都合の良いタイプを選択することが必要となります。
指定自動車教習所
- 学科・技能ともに規定教習時間が設けられています。
_ - 必要とする講習を受講します。
(危険予測講習・高速教習・応急救護処置講習)
※取得時講習は必要なくなります。
_ - これらを行うことが条件となる代わりに、
本免許学科試験を除く他の試験を、教習所校内で受けることができます。
_ - メリットは、
何と言っても慣れた環境で技能試験を受けられることです。
乗り慣れた教習車両、普段練習している場所、
見慣れた人たちの中で受験できるのは精神的にも安心できるでしょう。
_ - デメリットは、教習料金が高めであること、
教習予約の状況により短期間取得には不向きであることなどが挙げられます。
特定届出教習所と届出教習所
特定届出教習所
- 運転経験者には運転免許再取得に対応するプランがあります。
_ - 学科・技能の教習時間を必要最小限に抑える効果もあり、
その分費用も安く抑えられ教習期間も短縮されます。
_ - 取得時講習に代わる特定教習を本免許受験前に受講できます。
(危険予測講習・高速教習・応急救護処置講習)
そのため取得時講習の必要はなくなります。
_ - 受験は全て(仮免許・学科・技能/本免許、学科・技能)
運転免許センター(運転免許試験場)で受けていただきます。
_ - メリットは、
技能教習を短期間に集中させることが可能なこと、
教習料金が指定自動車教習所に比べ格段に安いこと、
特定教習を受講できることなどが挙げられます。
_
他に、受験の際に試験官に提出する
教習原簿が発行されます。
_
教習原簿とは、
各段階ごとに指定されている
教習科目をクリアするごとに
判子を押し記録していくものです。
学科教習についても記録されます。その他、
試験官に対して申し送りなども記入されます。
必要なカリキュラムを終了して検印してから受験をします。その為、
試験官には、
然るべき教習所でしっかり
教習をしてきたことを伝える役割を果たすことになる重要なものと言えます。
_ - デメリットは、
試験は技能試験も含め全て運転免許センターで受験するため、
不慣れな環境で受験に臨まなければならないこと。
_
また、平日しか受験ができないことなどが挙げられます。
_
学科教習は、
原則として講義はなく学科教本に則った学科専門DVDを見ることになります。
_
学科試験対策として、
模擬テストを多く用意していますが、復習が大切です。
_
よって、
自己学習が苦手な方は教習所の窓口などへ
積極的に質問をしに行くことがポイントになりそうです。
届出教習所
- 運転経験者には運転免許再取得に対応するプランがあります。
_ - 学科・技能の教習時間を
必要最小限に抑える効果もあり、
その分費用も安く抑えられ教習期間も短縮されます。
_ - 受験は全て
(仮免許・学科・技能/本免許、学科・技能)
運転免許センター(運転免許試験場)で受けていただきます。
_
- 取得時講習の受講が必要です。
_ - メリットは、
技能教習を短期間に集中させることが可能なこと、
教習料金が指定自動車教習所に比べ格段に安いことなどが挙げられます。
_
届出教習所も教習原簿が発行されます。
_ - デメリットは、
試験は技能試験も含め全て運転免許センターで受験するため、
不慣れな環境で受験に臨まなければならないこと。
_
また、平日しか受験ができないことなどが挙げられます。
未指定の教習所(練習場)
- 運転経験者には運転免許再取得に対応するプランがあります。
_ - 学科・技能の教習時間を必要最小限に抑える効果もあり、
その分費用も安く抑えられ教習期間も短縮されます。
_ - 必要な技能教習のみを
必要時間分だけ受け持ってくれるプランもあります。
(教習所ごとに確認が必要です。)
_ - 取得時講習の受講が必要です。
_ - メリットは、
技能教習を短期間に集中させることが可能なこと、
教習料金が指定自動車教習所に比べ格段に安いことなどが挙げられます。
_
他にも、
自分にとって必要な項目だけを練習できる
といったスポット教習なども受け付けているところもあります。
_
この場合は、
必要分だけの教習になるため、
更に安く教習ができることになります。
_ - デメリットは、
試験は技能試験も含め全て運転免許センターで受験するため、
不慣れな環境で受験に臨まなければならないこと。
_
また、
平日しか受験ができないことなどが挙げられます。その他、
教習原簿の発行はありません。
_
また、
特定教習は受講できないため他の教習所に受講しに行く必要があります。
まとめ
- 多少費用が高くても、
教習期間が伸びてしまっても、
慣れた場所で安心材料を多く得ることができる方が
自分には合っているという方は
指定自動車教習所を選択することがおすすめです。
_
また、
平日に休みをとることは殆どできない方にとっても
指定自動車教習所を選ぶ方が
最終的には大きなメリットになると言えます。
_ - 取消や失効などで、再取得を考えている方は、
全カリキュラムを想定した指定自動車教習所でなくても、
過去の運転経験や受験経験を活かして
特定届出自動車教習所や届出教習所などを
利用するのも良い方法だと思います。
_
ただし、
平日休みが困難な方は
オール一発合格で
平日に何回休めばいいと考えるのではなく、
何度か不合格もあり
再試験を受けることまで想定して
スケジュールを合わせられるかを
考えておくようにした方がいいと思います。
_
ここは何より慎重に検討するべき点だと言えます。
_ - 既に自力で受験していて、
なかなか合格できない状況にある方は、
未指定自動車教習所を選ぶことが
メリットになるかもしれません。
_
不合格となったポイントを
スポット教習で受ければ
必要最小限の費用負担で済みます。
_
その他にも、
仮免許までは取得発行済みで、
路上教習を指導してもらう相手を見つけられないときにも
未指定自動車教習所を利用して
路上教習をお願いすることも良い方法だと言えます。
_
このとき、
特定届出自動車教習所を選べば路上教習の他、
特定教習まで先に受講できますので
一石二鳥の方法にもなります。
_ - ここでご案内しているのは、
どのタイプの教習所が優れている
ということを表現しているのではありません。
_
通うあなたの都合に合っている教習所が一番優れていると考えて下さい。
_ - どのタイプの教習所を選択しても
メリット・デメリットは必ずあります。
_
出来るだけあなたの都合に合う教習所を選択できるようにして欲しいと思います。
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